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大学院って?〜大学生は早めに準備しておこう!〜

勉強法

こんにちは!今回は大学生なら一度は聞いたことのある大学院についてのお話です。

東大と東工大の院試に合格した私が大学院について詳しく解説していきますので気になる方はぜひどうぞ!

大学院とは?

大学院とは大学を卒業した学生(これを学士過程修了と言います)を対象として、より高度な教育を行う機関の名称です。一般的に修士課程や博士過程なんて呼ばれることが多いですね。理系の学生は全体でおよそ4割の学生が大学院に進学します。大学によっては9割近い進学率の大学も存在します。

大学院は前期過程と後期過程という二つの過程に分かれており、一般的に前期過程を修士課程。後期課程を博士課程と呼んでいます。

就職しようか大学院に行こうか悩んでいる人はぜひ読んでみてください!

在籍年数

まず、大学院の在籍年数について確認しておきましょう。現役で大学に入学しストレートで進級した場合は以下のようになっています。

大学一年生   19歳

大学二年生   20歳

大学三年生   21歳

大学四年生   22歳

大学院一年生=修士一年生   23歳

大学院二年生=修士二年生   24歳

大学院三年生=博士一年生   25歳

大学院四年生=博士二年生   26歳

大学院五年生=博士三年生 27歳

このように大学院の全ての過程を修了するには大学入学から約10年間かかることがわかります。長い道のりですね、、、!

実際には途中で留学をしたり、休学をする人もいるのでストレートで博士まで卒業する人は結構少ないです。

学費

大学と同じように大学院に通うのもお金がかかります。

では実際にどのくらいなのか私立大学と、国立大学で比べてみましょう。


一年間にかかる費用

私立大学
国公立大学
  • 入学金・・・約200,000円
  • 授業料・・・50~80万円
  • 合計    80~120万円
  • 入学金・・・約280,000円
  • 授業料・・・約530,000円
  • 合計  およそ800,000円

大学院や学部によっても費用に差はありますが、基本的に国公立大学の方がだいぶ学費が安いことが多いです。

また、大学院にも奨学金や学費免除の制度が存在しています。それについては別の機会に取り上げたいと思います!

メリット

先ほど見たように、大学院に進学して最後まで修了するには大学卒業から5年もかかります。ですので大学院に進学する人の多くは修士課程の二年間だけを大学院で過ごし、その後就職するというルートを辿る人が多いです。

実際にデータを見てみると修士課程を修了した人のおよそ87%は博士課程に進学していません。

では、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか

  • 研究力、専門力がつく

大学では行えなかった高度な研究を行なったり、専門的な授業を受けることで論理的な思考力や専門適知識が身に付きます。

  • 就活に有利

大卒の人と比べて専門的なスキルを身につけているので、専門性が生かせる業種、職種であれば即戦力となり得ます。そのため、大学院卒の学生を欲している企業も多いです。

  • 年収が上がる

厚生労働省のデータによれば大卒と大学院卒を比較すると以下のようになっています。

初任給(円)平均年収(円)
大卒20.2万325万
大学院卒22.8万370万

このデータによれば初任給の段階ですでに2万円以上の差があることがわかりますね!

大学院入試

大学と同じように大学院に入るのにも試験が存在します。これは一般的に院試と呼ばれ、この記事を呼んでいる方の中にも将来院試を受ける方もいるかと思います。実際にどのよう流れで進んでいくのかをみていきましょう。

いつから始めればいい?

先に結論を書くと、この記事を読んでいる方の中で院試を受験しようと考えている方がいたら今すぐ始めるべきです

これは今日からすぐに勉強を始めるという意味ではありません。院試は受ける学部や専攻によって受験科目が様々です。大学院によっては筆記試験を行わずに面接だけで合否を決めたり、小論文と面接で合否を決めるところもあり、試験方式も色々なものがあります。大学院進学を考えている方はひとまず必要な試験科目と試験形式を調べてみることをお勧めします。

参考までに、一般的な大学院試験のスケジュールを示しておきます。全て大学四年生の時期だと思って読み進めてください。

4月~5月      院試の募集要項が大学院から発表

6月~7月上旬    院試出願期間

8月下旬      筆記、面接試験実施

8月下旬~9月中旬  合否発表


これは一般的なスケジュールです。必ずご自身で大学院の公式ページで確認してくださいね!

TOEIC,TOEFLは早めに!

大学院試験を受験する上で落とし穴になりがちなのが英語試験の存在。多くの大学院では大学院独自の英語試験を行わずにTOEICやTOEFLのスコアを英語のスコアとして代用するところが多いです。

ここで気をつけなければならないのが、出願期間の間にTOEICやTOEFLのスコアシートの原本を大学院に提出しなければならないということ。TOEICは受験してから約1ヶ月後、TOEFLは約1ヶ月半後にスコアシートが手元に届きます。大学院を受験しようと思って出願したいけど英語のスコアがないせいで受験できない、、なんてことにならないよう早めに受験しておくといいです。

別記事でTOEICのスコアを短期間で上げるコツを紹介していますのでそちらもぜひどうぞ!

【250点アップ】超高コスパでTOEICの点数を上げる方法〜1ヶ月半で誰でもクリア〜

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まとめ

今回は大学院の仕組みや試験について紹介しました!

少しでも進学を考えている人は早めに調査!をお勧めします。

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