大学生の皆さんは大学で英語の授業がありますよね。でも、あの授業って本当に必要なのでしょうか?
英語力って理系ならいらないんじゃないか?そんなふうに思ったこともあるかと思います。
今回はそんな疑問にお答えします。
具体的な理由を4つ紹介した後に英語の勉強法についても紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!
英語って本当に必要なの・・・??
結論:英語は”ほとんどの場合”必須です
早速結論ですが、英語は理系の場合でも”ほとんどの場合”必須となります。
”ほとんどの場合”と書いてあるのは英語力がなくても大学を卒業するだけであれば問題なく過ごせるからです。
しかし、英語の力があることによって多くの点で有利になります。そのためほぼ全ての人に英語力は必須であると言えます。
ではなぜそう言えるのでしょうか?具体的にみていきましょう!
英語はなぜ必須?4つの理由
英語力が必須といえる理由には大きく4つあります。それぞれみていきます!
作業効率
まず英語力があることによって理系分野での作業効率が大幅に上がります。
理系大学生が避けては通れないのが卒業研究ですよね。卒業研究を行うにあたって大量の論文を読まなければなりません。
この論文は基本的に英語で書かれていることが非常に多いです。
参考までに論文における言語の割合を示しておきます。
「Scopus」という大規模論文雑誌において掲載された論文数の使用言語の割合になります。
表からも明らかなように、9割近くの論文は英語で書かれていることがわかりますね。対して日本語の使用率はわずか1%です。
知りたい知識や情報があっても日本語では存在しない、、なんてことがよくあります。
そんな時に英語の論文を読むことができればそれだけで作業が簡単になりますね!
希少価値
二つ目の理由は希少価値です。
この記事を読んでいる方は英語なんていらないんじゃないかと思っている方もいるでしょう。
だからこそ英語を勉強することに意味があります。
理系的知識と英語力を兼ね合わせることで非常に希少な人材となることができるからです。
まだまだ理系で英語が得意という人はかなり少ないです。皆さんの周りもそうではないでしょうか?
そんな中で英語のスキルを身につけることで一歩も二歩も周りより飛び抜けることができます。
簡単な例で言えば、理系の就活先業界として人気なメーカー職では英語のスキルがあるだけで年収が上がる企業も多く存在します。
何かスキルが欲しいという方はまず英語にチャレンジすることをお勧めします!
大学の単位
三つ目の理由は英語力があるだけで大学の単位が取れる場合があるということです。
大学にもよりますが、TOEICやTOEFLなどの公開英語テストのスコアを大学に提出することで英語の単位を認定してくれる制度が存在します。
例えばTOEICで800点以上を取れば2単位認定といった制度ですね。
英語の授業を取らなくても一度テストを受けるだけで単位として認定されるのは非常に大きなメリットになりますね!
具体的な英語試験対策についてもこちらで紹介しています!
【250点アップ】超高コスパでTOEICの点数を上げる方法〜1ヶ月半で誰でもクリア〜
また大学院進学を考えている方は英語試験がほぼ必須になります。そのためにも英語力はつけていて損はないですね!
大学院試験での英語についての解説はこちらから
【東大院試】大学院試験に向けてのtoefl徹底解説〜受験時期に注意!〜
瞬発力、安全性
最後の理由は少し抽象的な理由になります。
英語力があると会話や作業に瞬発力と安全性が生まれるようになります。
どういうことかというと、翻訳サイトや音声翻訳に頼らずに目的を達成しやすくなるということです。
論文を書いたり、周りにいる留学生を会話をする際に翻訳サイトなどを利用する方は多いですよね。
翻訳の技術は飛躍的に上昇しているものの、まだまだ翻訳ミスなどは多いです。そんな中で英語力があればその間違いにも気づきやすくなります。
間違った翻訳に気づかず続けてしまうと思わぬ勘違いにつながってしまうことが多いです。
これを防いでくれるのが自身の英語力というわけです。「安全性」が生まれる理由ですね。
さらに英語圏の人達との会話においても瞬時にコミュニケーションを取りやすくなりますね。
これが「瞬発力」の理由です。
必要なスキルは人によって異なる
ここまで英語が必須である理由を紹介してきました。
しかし実際「英語力」とは何を指すのでしょうか?英語で会話する能力でしょうか。あるいは英語を早く読む能力でしょうか。
ここで重要なのは必須の英語力は人によって異なるということです。
例えば大学院に行ってその後も研究を続けたい方はまず論文を読んで書くことが第一になります。論文が書けて初めて学会などに参加して発表を行うことになるので「話す」能力よりも「読む」、「書く」能力がまず必要になってきます。
しかし海外勤務の会社に就職しようと考えている理系の大学生はどうでしょうか。
仕事においてはまずコミュニケーションを取れないと話が始まりませんよね。「話す」能力が非常に重要になってくるのです。
このように人によって必要な能力は変わってきます。
自分の将来設計と合わせて考えてみることが大事ですね!
まとめ
理系大学生には英語が必須であるという話をしてきました!
あれば必ず役に立つので毛嫌いせずに手をつけてみることをお勧めします!
では、一緒に頑張っていきましょう!
少しづつ英語に触れていきましょう!
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