多くの大学院試験に必須であるtoeicのスコア。
しかし気づいた時には間に合わない!!なんてことになっていませんか?
すでにそうなってしまっている人に向けて今からできる対処法を徹底解説しました!
まだ院試まで余裕があるという人も直前で焦らないようにぜひ最後まで読んでみてください!
コロナ禍での院試を頑張って乗り越えましょう!
TOEFLについての対策の記事も公開しています!
院試にtoeic間に合わない時の対処法
さて、TOEICが間に合わないというみなさんは以下のどちらに当てはまるでしょうか?
自分が当てはまる方をクリックすると該当する対処法の説明にジャンプします!
いつまでに受験すればいい?
さて、スコア提出が間に合わない。。。
そんな人はまず改めて締め切りとtoeic試験の日程を確認してみましょう。
下に2022年のtoeicの日程表を記載しました。まずはこの画像を見てください。
注目してほしいのはカレンダーの中で緑色で示されているスコア発送日という日付です。
皆さんは既にご存知かと思いますが、院試の出願にはtoeicのスコアが必要です。
そのため当然ですが、出願の締め切りまでにスコアシートの原本が手元に届く必要があります。
スコア提出が間に合わない!と焦っている方は
・まず自分が今から受験できる最短の試験はいつか
・そしてそのスコアがいつ手元に届くのか(スコア発送日から約2~3日以内に手元に届きます)
この2点を上の画像を使って確認しましょう。
具体例を使ってシミュレーションしてみましょう。
東大の新領域という研究科を受験したい人を例に使って確認してみます。
あくまで去年のデータですが、東大の新領域の出願は6/9~6/17の一週間でした。
上の画像で確認してみると、出願に間に合わせるには
4/24に行われる292or293回の試験を受験しなければならないことがわかりますね。
つまり、3/1~3/14の期間の間に受験申し込みをしないと出願に間に合わないということです。
三ヶ月も前に出願をしていないと間に合わないんですね。
東大は大学院の中でもかなり出願が早い方です。
ですが、このようにかなり前から準備を始めないと間に合わないこともありますのでまだ猶予がある方は早め早めの行動がおすすめです!
そしてもう一つ注意点です。
TOEICが毎回開催される会場は限られています。
上の日程を見て、自分の近くで受験しようと思ったら開催されていない、、なんてことにならないようにもよりの試験会場の日程を確認しておきましょう!
ではここから、締め切りに間に合わない人が今からできる対処法を紹介していきます!
具体的な対処法
取れる対処法を優先順位が高い順に紹介していきます!
志望大学院に問い合わせる
間に合わないとわかったらまず志望大学院に問い合わせましょう!
そこで頼み込めば代替案を提示してもらえることもあります(可能性としてはかなり低いですが)
また、後述するようにtoeic以外の受験方法について教えてもらえる場合もありますので
まずは直接問い合わせてみるのがいいでしょう。
toeic以外の受験方法を探す
二番目の対処法はtoeic以外の受験方法を探すことです。
院試における英語試験には大きく3つあります。
toeicのスコア提出というのは一つ目の方法に当たるわけですが、
大学院によってはtoeic以外での出願を認めている場合があります。
具体的には
- TOEFL iBT(toefl iBT home edition)試験のスコア提出
- TOEFL iTP試験を大学が実施する場合そちらを受験
- IELTS試験のスコア提出
などが挙げられます。
toefl iBTに関しては主に東大の大学院で採用されていますね。IELTSに関しては主に北大の大学院での選考に使用することができます。
このように大学院によってはtoeicのスコア以外にも出願可能な英語試験が存在するので募集要項をもう一度読んで確認してみましょう!
海外での受験を検討する
さて、三つ目は海外での受験を検討することです。
これはあまり知られていないのですがシンガポールでは日本よりも頻繁にTOEICが開催されており、
さらに試験の10日前まで受験申し込みが可能です。
試験を受けに行くためだけにシンガポールに行くのか、、
と思うかもしれませんが行きたいところに行けるなら個人的には全然ありな選択だと思います!
申し込みはこちらから
後期試験の受験
これも意外と知られていませんが、院試には後期試験を行う大学、研究科が存在します。
基本的に院試は7月〜8月にかけて行われますが、二次募集として冬ごろ入試を行う研究科があるんですね。
どうしても自分が希望する大学に行きたいけど、もうどうしようもない!という人は冬入試がないか探してみるのがいいですね。
ちなみに、冬入試は英語試験が免除になったり、面接だけの入試だったりと
形式が変わることがあるので受験する場合はしっかり確認しましょう!
英語がいらない他大学院を探す
最終手段はやや強引ですが、そもそもTOEICを必要としない大学院を受験するということです。
どう頑張ってもスコアは間に合わないし、冬募集もない。。。となってしまった方はこれが最終手段になります。
自分の希望する大学院を受験できないのは非常に辛いと思いますが、類似する研究を行っている大学院がもしあればそちらの受験を検討してみましょう!
院試浪人して一年後に受験する
どうしても自分のいきたい大学院を変えたくない場合は最終手段として院試浪人をするという手段があります。
ご存知の方もいるかと思いますが、大学院には「秋入学」と「春入学」という二つの入学方式があります。
例えば2022年の夏の院試に合格した場合、通常は2023年の4月に入学することになります。
もしその夏の院試に間に合わず受験できなかった場合でも
2023年の夏に実施される院試に合格し、秋入学の方式を選択すれば2023年の9月に入学することになります。
受験する時期は一年ずれてしまいますが実際の入学時期は半年しか変わりません。
また、秋入学の場合でも卒業時期は変わらないのでどうしてもいきたい大学院がある人は院試浪人という手段があることを覚えておきましょう!
短期間でスコアを上げる勉強法
さて、ここからはTOEICのスコアは間に合いそうだけどそもそも点数が足りない、、という人に向けての対策法を解説していきます!
一番おすすめの英語勉強法は英会話です
詳しいことは以下の記事で紹介していますが、語学を学ぶならネイティブとの英会話が一番です。
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ここから先は英会話と並行して自分でできる対策について紹介していきます!
あくまで短期間ということに焦点をおいた勉強法になっています!
目安としては、本番まで一週間〜一ヶ月くらいしかないという人向けの勉強法になります!
目安の点数
そもそも自分の大学の目安の点数がわからないという人はそれを調べるところから始めましょう!
合格した先輩や内部の友達に聞くのが正確な情報を得られるので一番いいですね。
参考程度に上げておくと、東大、京大以外の大学院であれば600点後半〜700点程度のスコアがあれば問題なく戦えるでしょう。
東大、京大志望の場合は700点代後半くらいの点数があると英語で不利になることなく戦えます!
では、目標点数がなんとなくわかったところで具体的な対策方法について確認していきましょう!
リーディング
まずはリーディング対策について。
TOEICのリーディングは時間との戦いです。
つまり、点数を上げるためには効率の良い時間配分で問題を解いていく必要があります。
どうすればいいか?簡単です。
現状で500点後半くらいのスコアがある人はひたすら過去問を解きましょう
詳しい話は以下の記事で解説していますが、本番の時間配分を意識して問題をひたすら解きましょう。
その上で、復習してみるとどうしても間に合わない部分や時間のかかる設問があるかもしれません。
その場合はその問題は捨てて構いません。
800点くらいまでは多少捨て問を作っても到達できるので、自分が得意な問題だけを解き苦手な問題は躊躇なく捨てましょう!
かけられる時間にもよりますが、過去問を5~6年分解けば100点程度のスコアアップが見込めます。
詳しい解説記事はこちら
では、500点後半のスコアがない人はどうすれば良いか?
単語帳と文法問題集の周回です。
明らかに知識が足りていないので知識を入れる必要があります。
逆に、知識をインプットさえできればかなりの得点アップが見込めます。
以下の二冊だけを試験までひたすら何度も読み込みましょう。
過去問演習は試験二日前くらいに一度解けると理想ですね!
リーディングの対策としては、スタサプというアプリでプロの手を借りるのも一つの戦略です!
スタディサプリENGLISH TOEIC®対策一日あたり80円程度で確実なスコアアップが目指せるのでおすすめです!
リスニング
リーディングと違って、リスニングは伸びるのに時間がかかります。
そこで本番の試験までにかけられる時間によって別々の対策法を二つ紹介します!
本番までに一週間〜二週間くらいしかない人
リスニングそのものの力を上げることは難しいです。
そこで、試験形式をまずは確認しましょう。
今回注目すべきは第2問です。
少量の会話を聞き、その会話に続く正しい英文を聞き取って答える。という問題形式になります。
本番まで第二問の練習だけをひたすら行いましょう。
一ヶ月くらいの期間がある人
一ヶ月あればリスニング力は伸びます。
そこで、毎日TOEICリスニング第4問のシャドーイングを行いましょう。
第4問は短めの講義やラジオのアナウンスを聞いてそれに関する問いに答える。という形式です。
これも本番までこれだけやれば良いです。
シャドーイングは最高のリスニング勉強法です。
一日一問でいいのでアナウンス全てを完璧に発音できるまでやりましょう。
一ヶ月後に驚くほどリスニング力が上がっているはずです!
詳しい話はこちらの記事で紹介しています!
とにかくいますぐ動こう!
今回はTOEICが院試に間に合わない人向けに対策法を紹介してきました!
もしかしたら間に合わないかもな?と感じた人やすでに焦っている人はいますぐこの記事に書いてあることを実践しましょう!
出願できなかったり、TOEICのスコアで足切りにあうのは本当にもったいないです。
いますぐ!調べましょう!
では、一緒に頑張っていきましょう!
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