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【東大院試】外部から合格した大学生が教える対策法〜受験感想編〜

院試

今回は私がこの夏に受けた東大の大学院試験についてです。

今回はいつもと違って体験ベースでのお話が増えるのでより身近に感じるかもしれません。

そもそも大学院ってなに?院試とは?という方は以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください!

大学院って?〜大学生は早めに準備しておこう!〜

東大を受験する方だけでなく大学院の入学を考えている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

外部受験を考えている方はこちらの記事も合わせてどうぞ!

【院試の真実】外部院試が不利ってほんと?

では本題に入っていきましょう。

受験した学部、専攻

私が受験したのは

東京大学 情報理工学系研究科 という名前のところです。漢字が多いですね笑

結果はありがたいことに合格をいただきました。

志望理由

まず初めに私のプロフィールを軽く確認しておきます。

地方大学の理学部物理学科に入学→→大学院はそのまま自大に行くのではなく専攻を情報系に変え東大に進学 

という流れですね。実際に専攻を変えた理由を時系列とともに振り返ってみたいと思います。

大学1年生 やる気に満ち溢れ物理を勉強する

大学2年生 少しづつ専門的な内容を取り扱い始めるとともに自分の元々やりたかった勉強との乖離を感じる

大学3年生 夏頃に専攻を変えて別の大学院に行くことを決める。

大学4年生 実際に勉強を行い東大の院試を受験

転機は2年生の頃でした。というのも実は私は元々脳科学や心理学系に興味がありました。

しかしご縁があって現在の大学の物理学科に進学をしたものの心の中のどこかに元々の興味を追求したいという気持ちがずっとあったのです。

理系の皆さんは特にわかるかもしれませんが多くの大学では2年生の後期から実験や専門の授業が増え、なんとなく将来勉強する内容がうっすらと見えてくるようになります。

そんな中で自分はこの専攻を勉強していて良いのか、という葛藤が沸き始めました。

そして決め手は2年生〜3年生で受講した「量子力学」という講義です。詳しい話は割愛しますがこの講義に触れたことが逆に自分の興味を情報学系の視点から追求しようと決めるきっかけになりました。

結果的に学部を変える「転学部」と呼ばれるものをしたことになります。

転学部について興味のある方はこちらの記事も読んでみてくださいね!

【転学部】転学した大学生が教える対策法〜後悔したままでは終わらない!〜

受験までの流れ

8月  情報収集〜英語ができなすぎて焦燥感〜

受験をしようと決めたのは3年生の8月ごろでした。そこからはまず情報収集に時間をかけました。

この記事でも紹介している通りですね笑 まず何が必要かを明確にしようと意識した覚えがあります。

その結果英語のスコアと数学、さらにいくつかの専門科目の勉強が必要なことがわかりました。私は英語に苦手意識があったので早めに対策しようとこの時に決めました。

そして、ひとまず受けてみようと考えた3年生の9月のTOEICの公開テストで600点というスコアを出しました。参考までに、最終的に必要なTOEICの目安スコアは約850点でしたので非常に焦った記憶があります。

2月~3月 ようやく本格的に勉強を開始

約半年の期間が飛んだことに驚いた方も多いかもしれません。

この空白の期間は院試の勉強はほとんど何もしていませんでした。バイトやサークルに打ち込んでいたので、、と言いたいところですが正直に言えばまだ気持ちや危機感が足りていなかったからというのが本音です。

しかし院試まで半年になるということや大学が冬休みに入ったこともあり本格的に勉強を始めました。この時期はひたすら英語をやっていたと思います。

まさにこの記事で紹介している勉強をひたすら行っていました

5月~7月 専門、数学の対策

4月に受けたTOEICの点数が非常に伸びていたため順調に専門や数学の対策に移行しました。

ただし、東大の院試ではTOEICではなくTOEFLのスコアが必要なのでTOEFLの勉強も並行して行っていました。受験を考えている方は気をつけてくださいね!

TOEFLはTOEICとは全く異なるタイプの試験なので対策はお早めに!

このブログでは英語試験の対策も紹介しているのでぜひ参考にしてください!

TOEICの申し込みはこちら

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8月 院試受験 〜諦めとの戦い〜

8月に入るといよいよ本番が近づいてきます。

今年はイレギュラーで数学の試験が早めに行われ、8月の頭に数学の試験を受験しました。

数学の試験対策はこちらから

【東大院試】東大合格者が教える超高コスパ対策法〜数学編前編〜

【東大院試】東大合格者が教える超高コスパ対策法〜数学編後編〜

数学の試験を終えたあと専門の勉強に本格的に移ったのですが、ここで重大な問題に気づきました。

専門分野の過去問が全く解けないのです

ポイントは大学院試験では基本的に解答は出回っていないということ。大学受験では赤本などと呼ばれる過去問集が発売されており解答もしっかり公開されています。しかし、大学院の試験となるとそうはいきません。予備校のようなものは基本的に存在しませんからね笑

この事実を目の当たりにして何度も受験すること自体をやめようかと思いました。実はストレスで毎日のように吐き気と闘っていました笑

それでもなんとか受験をしてありがたいことに合格をいただきました。

諦めをとどまれたのは受験しないことには受かるかも落ちるかもわからないという当たり前のことを再認識したからですね笑 

追い込まれるとそれほどに当たり前のことにも気づけなくなってしまうといういい経験でした。

感想〜皆さんに伝えたいこと

終わってみればいい経験ということができます。物理学科にいては勉強できない内容を独学で勉強することもできましたし、精神的にも強くなったと思います。

しかし、これを読んでいる皆さんに注意していただきたいのはこの感想はあくまで結果ありきの感想ということです。

当然記事を書いているのは合格発表の後ですので終わってからはなんとでも言えます。

私は不合格だったとしてもいい経験だと言える自信があります。

少し抽象的な話ですが合格体験記や勉強法、成功者の話を聞くときなど何にでも共通するのは「情報の発信者」ではなく「メソッドそのもの」に注目することです。

もっと言えば「同じことがそもそも実行可能か否か。そして実行できるなら自分も同じくらいには成長できるのか」ということを自分で考えてみることがとても大切だと思います。

イチロー選手が行っている練習をしたらメジャーで活躍できるでしょうか?メジャーどころかその練習すら満足にできないですよね笑

うまくいった人はえてしてポジショントークをしがちです。それはただその人が優秀だっただけかもしれません。

このブログで紹介している勉強法は全て「誰でもできる」ということに拘って書いていますが、それすらも鵜呑みにせずご自身でも、「本当に誰でもできるのか?」という視点で見るとより効率や目標達成への確実生が高まるかと思います!

そしてもう一つだけ。私と同じように外部院試を行おうと考えている方へ。なんとかして同じように外部の院試にチャレンジする友人を見つけましょう。同じ大学にいればベストですがtwitterなどで探すのもいいと思います。

外部院試は最終的に不安との戦いになります。

意志の強い方は別ですが、院試をやめてしまおうと思うことが必ず1度や2度訪れます。そんな時に一緒に頑張る友人がいれば心強いですよね。

早めに見つけておくことをお勧めします!

まとめ

今回は東大の院試を受験した経験についてのお話でした!

以下の記事で具体的な使用教科書を交えながら対策についてまとめていますのでこちらもどうぞ!

東大情報理工院試対策まとめ〜外部から筆記9割越えの秘訣〜

では、一緒に頑張っていきましょう!

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