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【簿記2級勉強法】独学?通信?最短ルートを徹底解説【誰でもできる】

資格

簿記2級の勉強はどうやっていけばいいか悩んだ末にこの記事を開いているかと思います。

突然ですが簿記2級取得において一番大事なのはなんでしょうか?

答えはズバリ、ひたすらに続けることです。

・・・当たり前だと思ったそこのあなた、早く具体的な対策法を教えろというそこのあなた。

焦らずにこの記事を読めば簿記2級取得への最短ルートが完璧にわかるに違いありません。

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この記事はこんな人におすすめ!
  • 簿記2級の受験を考えているが、独学か通信講座どっちがいいか悩んでいる人
  • 仕事や就活のために手っ取り早く簿記の資格を取りたい人
  • すでに簿記の勉強を始めたが、不安がある人

簿記2級についてまだよくわからない、、という方はこちらの記事もおすすめです!

【簿記2級の難易度は?】簿記2級が難しい4つの理由〜独学のコツ付き〜

簿記2級の試験内容や難しさについて解説しています!

私が実際に独学で簿記に挑んだ体験談についてはこちらからどうぞ。

大学生が二ヶ月で簿記取得を目指す!

独学と通信どっちがいい?

まず、一番大事なお話からです。

✳︎すでにどちらで勉強していくか決まっている人は読み飛ばしてください。

ここをクリックすると独学勉強のポイントまで遷移します


さて、簿記2級は独学か通信講座どっちがいいか?

答えは単純です。独学でできる自信があるならば独学でいきましょう。単純ですよね笑

簿記2級に関して言えばやる気さえあれば立場や、能力は大した問題ではないのです。

もっと具体的に判断するために独学と通信講座の比較をしてみましょう。

まずは独学での勉強の特徴はこの通りです。

メリット
デメリット
  • 自分のペースで勉強ができる
  • 自分で考えながら勉強するのでその分知識がつく
  • 何より安い(通信講座と比べ)
  • 自分の勉強法が不安になる
  • 縛られないのでだらける可能性がある
  • わからないところがそのままになる可能性がある

主な特徴はこの辺りですね。

では通信講座の方はどうでしょうか

メリット
デメリット
  • 実績があるので安心して勉強できる
  • 総勉強時間が短くて済む
  • 詰まったところをすぐに質問できる
  • スケジュールが管理されるものもある
  • 有効期間が決まっているので焦る可能性がある
  • 何より高い(独学と比べ)

決め方は簡単です。

独学のデメリット >> 通信講座のメリットと思った方は素直に独学で勉強しましょう。

まだどうするか悩む方のために実際の数字を見て比較してみましょう

勉強時間は?費用は?

まずはそれぞれの目安勉強時間を比較してみましょう。

独学

250~400時間

通信講座は代表3社で比較してみます。

通信講座

比較条件が異なっていてわかりづらいですが、通信講座はどれも120~250時間ほどの勉強時間におさまります。

やはり独学に比べると圧倒的に効率がよく取得が目指せることがわかります。


次は費用で比較してみましょう。

独学

参考書(商業、工業で計2冊)+問題集(一冊)=1500*2 +1500≒5000円弱

通信講座

  • クレアール・・・2級目標パック 34980円
  • フォーサイト・・・2級講座 31800円
  • スタディング・・・簿記2級合格コース 19800円

このような数字になります。やはり独学は圧倒的に安いですね。

それぞれの企業ごとに強みが異なっていて違った良さがあります。

詳しい比較記事を公開予定ですのでしばらくお待ちください!


さて、独学でいくか通信講座を取るかは決まりましたか?

まだ微妙、、という方はさらに次に紹介する独学で勉強する上でのポイントを読んでみてください。

通信講座を取る!と決めた方も迷っている方もまずはこちらから資料請求してみるのがオススメです!

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就職・転職・キャリアアップに役立つ各種国家試験・検定など全12講座開講中。教育訓練給付制度対象講座もあります。

無料でできますので判断の材料としてぜひどうぞ!

独学のポイントは?

独学で勉強する!と決めた方へ4つほどポイントを紹介しておきます。

ちなみに、通信講座を利用すると決めた方はいますぐこのサイトを閉じて講座の申し込みをしましょう。

行動は早いに越したことはありません!

必ず毎日簿記の知識に触れる

一番大事なポイントです。

簿記という概念に普段から触れている人は多くないでしょう。

だからこそ毎日少しでもいいから、一ページだけでもいいから、仕訳一つでもいいから触れることが大切です。

新しい分野を勉強するときに最も大切なことは、わからない知識や問題に触れたときの嫌悪感をいかに取り除くかにかかっています。

誰しも高校時代に苦手教科が一つや二つあったかと思います。

なぜ苦手だったと思いますか?ほとんどの人の理由は

その教科を勉強する楽しさに気づけていないからです。

でも皆さんは今簿記の資格を取ろうと決意しています。そのために何が一番大事か?

それは簿記の勉強をする楽しさに気づくことです。

なんでもいいんです。例えば、簿記を勉強すれば、

明日から友達にドヤれるかもしれない。

株の勉強に役立つかもしれない。

会社で給料が上がるかもしれない。

就活で役立つかもしれない。

でもこの楽しさを想像して実感するには、まずやってみないと、継続してみないと、絶対にわかりません。

食べたことのないものの美味しさなんていくら周りから聞いても想像しかできないですよね。

とにかく少しでいいです。なんなら前日やったことと全く同じことでも構いません

触れましょう。問題を解いてみましょう。

知識のインプットにこだわらない

さて、一点目にあげたポイントと矛盾していると思われたかもしれません。

先程のポイントはどちらかといえば未知の分野への勉強全般に対するポイントだったのに対して、これは簿記の特徴を踏まえたものになります。

簿記の特徴として、知識があるだけでは資格取得に結びつかないという点があげられます。

試験の形式上、センター試験のような選択肢があるタイプの問題ではないので自ら計算や論理を1から説明できるようになる必要があります。

そのため特に独学で取得を目指す場合、アウトプットの時間をしっかり確保することが非常に大事になります。

わからない場所を飛ばす勇気を持つ

三つ目のポイントはインプットの際の注意点になります。

簿記を勉強していると理解が難しい分野がいくつか出てきます。

(まだ勉強していない方は読み飛ばしていただいて構いませんが、連結会計や税効果会計などはやや難度が高いです。)

少し考えても理解できなかった場所を思い切って飛ばす勇気が必要になります。

なぜでしょうか?

全てを完璧に理解する必要はないからです。

みなさんが目指すのは簿記2級の資格取得であって会計士を目指すわけではありませんよね?(もちろん、中にはいらっしゃるかもしれませんが)

一度に全てを理解するなんていうのは少し無茶な話です。

まずは半分くらい理解してやろうくらいの気持ちで教科書を読んでみることをおすすめします!

工業簿記を完璧にする

はい。またしてもさっきのポイントと矛盾しているようにみえますね笑

全てを完璧に理解する必要はありませんが、工業簿記は完璧にしてください

簿記2級の試験は「商業簿記」と「工業簿記」という二つの分野から出題されます。

それぞれの配点が60点と40点の計100点の試験になります。

このうち「工業簿記」の分野の方が圧倒的に対策が簡単です。

理由は二つあります。

  • 工業簿記の方が範囲が狭い
  • 問題のパターンが決まっており変則的な問題が出題されることが稀

これらの理由から工業簿記を完璧に抑えることをおすすめします!

工業簿記で満点が取れると商業簿記で必要な点数は半分の30点だけになります。

行けそうな気がしてきませんか?



さて、ここまできても独学にするか通信講座を取るか悩んでいるそこの方。

まず、独学で進めてみましょう!

初めてみて、明らかに無理だなと感じたらそのとき通信講座を始めればいいのです。

なんと言っても独学は安いですから笑

おすすめ教科書はこれ!

簿記2級の教科書はいくつも種類がありますがその中でも非常に有名な参考書が二種類存在します。

私のおすすめはこちらの参考書

見開き一ページにつき一つのテーマを解説するという流れで進んでいくのですが、左ページ全てがイラストという特徴を持っています。

私は文字が多すぎるテキストだとやる気がなくなってしまうのでこのようなイラストが多いテキストで楽しみながら勉強していました笑

当然その分ページ数が多いので本の厚さに嫌気が刺してしまう人はもう一つの有名参考書であるこちらをおすすめします!

これらは好みで選んでよいです。

大事なことはしっかりと演習を積むことですので、それを忘れなければどちらの参考書でも問題なく合格は目指せます。

もちろん、どちらの参考書にも例題や章末問題が掲載されていますので心配は入りません。

ただし、必ず最新版の参考書を買ってください!

これは絶対です笑

簿記は毎年出題範囲が変更されるので、それに対応した参考書でないと勉強した以外の範囲から試験にでた、、、なんてことになりかねません。

最新版を買う!!これは忘れないでくださいね。

正直この記事ではコレだけ覚えてあとは忘れてしまっても構いません。笑

受かるためにはこうすればいい!

実際にどのように勉強を進めていいのかについて解説していきます!

簡潔にいえばインプット→アウトプットアウトプット→インプットを繰り返すことで合格が見えてきます。

まずは参考書を1章分一気に読んでみましょう。その際途中途中にある簡単な例題も必ず解きながら進めていきます。

これが一つ目のインプット→アウトプットの流れですね。

一章分読み終わったら章末問題にチャレンジです。正答するのはなかなか難しいでしょう。

そこで解説を読んだ上で、なぜできなかったのか?何がわかっていなかったのか?という点を前のページに戻って確認しましょう。

これが二つ目のアウトプット→インプットの流れになります。

この流れをひたすら繰り返すだけです。簡単ですね!

目安としては一章ごとにおよそ1時間~4時間程度かかります。

最後まで行ったら最初からもう一度同じことをしてみましょう。1周目に比べて格段にインプットの作業が楽になっていることに気づくかと思います。

2周目も終わればあとは簡単です。基本的な知識は入っているはずなので、あとは

苦手分野の洗い出し+ひたすら演習

を繰り返しましょう。

これだけです。

解答を暗記するくらいになってしまったらいよいよ本番レベルの問題演習の出番です。

本番レベルの演習本にも種類がいくつかありますが、これは以下の書籍一択です。

TACという会社が出版している4回分の予想問題集になります。

おすすめする理由は2点あります。

  • この問題集が本番以上の難易度であるということ
  • 予想的中率が高いこと

本番と同等かそれ以上の難易度で演習を積むことで本番は全く怖いものでなくなります。

さらに予想的中率も高いので実際の試験でほとんど同じ問題が出るなんてこともザラにあります。


この問題集に移っても参考書における問題の時とやり方は変わりません。

アウトプット→インプットです。

一回分の問題を解く→間違えたところの解説を読みつつ参考書に戻って知識の確認

これだけです。

愚直にこの作業を繰り返してください。

この参考書は全部の問題が時間内に解けるようになるまで仕上げるのが理想です。

ここまでいけば、合格は間違いないでしょう。

すでに勉強を始めて不安な人へ

ここまでどうやって勉強を進めていけばいいかについて解説していきました!

ここからはすでに簿記取得に向けて勉強を始めているけど、何かと不安がある人に向けてよくある質問や悩みをまとめてみました!

Q 仕訳ばかりを演習していて大丈夫?

商業簿記に関して言えば、問題ありません。仕訳が完璧にできれば合格点を目指せます。

ただし、工業簿記では仕訳よりも実際に計算を行う演習が必須です。たくさん手を動かして解き方を覚えるまでやりましょう。

Q 一つのテキストしかやっていないので不安

全く問題ありません。むしろ複数の参考書に手を出すのは絶対におすすめしません。

書いてある内容に劇的な違いがあるわけではないのに不安だけが溜まってしまいます。

Q 直前に何をしたらいいかわからない

直前は焦りますよね。そんな時はひたすら仕訳です。

仕訳していると心が落ち着く。そんなレベルまで仕訳を繰り返せば不安も消し飛びます。

あ、もちろん工業簿記は完璧である前提ですよ??

(工業簿記に不安が少しでもある人はひたすらTACの模試問題を解き直しましょう) 

簿記2級は決して難関資格ではない!

簿記2級は国家資格などの難関資格と比べれば決して難しい資格ではありません。

愚直に毎日コツコツ勉強を続ければきっと合格は見えてきます!

では、一緒に頑張っていきましょう!

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