こんにちは!今回は簿記検定試験についてのお話です。
大学生のとっておくべき資格を二つあげてくださいと言われれば多くの人がTOEICと簿記検定資格と答えるでしょう。それほどに企業が求めていたり、取るメリットが多い資格ということですね!
では実際に、簿記について詳しくみていきましょう。
記事の後半では、私が実際に簿記の試験に挑戦する企画についてのお話もしているのでぜひ最後までご覧ください!
簿記検定って?
そもそも「簿記」という言葉の意味をあまり掴めていない方も多いかと思います。私も最近まで詳しくは知りませんでした。
簿記とは「企業などの団体が日々の収益や費用を記録すること」です。簡単にいうと家計簿の企業verのようなものですね!
この収益や費用を記録することを「帳簿記入」と言います。簿記検定の簿記とはこの帳簿記入を略した言い方ということですね。簿記の資格を持っていると、企業のお金の流れを読み取ることができるとみなされるので就活にも非常に有利と言われることが多いようです。
一言で簿記検定と言ってもいくつか種類があるので実際に確認してみましょう。
名称 | 日商簿記 | 全商簿記 | 全経簿記 |
特徴 | 最も有名。 一般的に「簿記検定」と呼ばれるのはこの資格 三つの中で一番難易度が高い | 商業高校の生徒が受けることが多い。 難易度は低め | 経理専門生など経済系の仕事を志す人が受ける。難易度は真ん中 |
級 | 1級〜3級 | 1級〜3級(1級は原価計算と会計という二つの科目に分かれている) | 上級、1級〜3級、基礎 |
それぞれ実施している団体が異なります。自分の目的に合わせた試験を受けましょう!
合格率はどのくらい?試験日は?
まずは合格率から
日商簿記 | 全商簿記 | 全経簿記 | |
1級/原価計算/上級 | 9.5% | 54.8% | 16% |
1級/会計/上級 | – | 41.5% | – |
2級 | 19.2% | 45.6% | 52% |
3級 | 48.2% | 55.1% | 59% |
基礎 | – | – |
このように一番上の資格はかなり合格率が低いことがわかります。しかし3級は比較的合格率も高く難易度も低いのでまずは3級から受験するのもお勧めですね。
気になる試験日については以下のようになっています。
ここでは一番受験者の多い日商簿記の日程についてのみ記載します。
日商簿記統一試験
第一回 2021/6/13(日) ・・・試験終了
第二回 2021/11/21(日) ・・・現在申し込み開始間近
第三回 2022/2/27(日)
ここで注意なのですが受験する会場によって申し込み期間が異なるので、詳しい日程は受験希望会場に直接問い合わせましょう!
受験会場はこちらから探せます。
ちなみに簿記検定には簿記検定-CBTというものも存在します。これはパソコンを用いて受験を行うことができ、試験日程を自分で決められるというメリットがあります。
うまく予定が合わない方はこちらの方法での受験もお勧めです。
申し込みはこちらから
実際に挑戦します!
ここまで簿記試験てどんなもの?というお話をしてきましたが、実は私は簿記の資格を持っていません笑
実際に資格を持っていない人が勉強法や対策を語っても説得力がないですよね。そこで実際に簿記試験に挑戦して資格取得を目指すことにしました!
目的
一番大きな目的は、皆さんに「誰でもできる」簿記試験の高コスパ取得法をご紹介することです。これから本番の試験まで私が実際に行っている試験対策の記事をいくつかアップしていこうと考えています。
簿記資格取得を目指す皆さんはもちろん、いつか簿記資格を取りたいと思ってこの記事を読んでいる皆さんにも非常に参考になると思います!
また、私は現在大学生なので就活に向けての準備という意味合いもありますね。実際に就活をしてみて簿記が役に立つかどうかという情報も皆さんにお届けできたらと考えています。
現状
こちらの記事でも紹介しているように、勉強を行う上で一番大事なのは準備の段階です。特に時間がない中で、目標を達成するためにはしっかりと戦略を考えなければいけません。
まず、目標を確認しますと私が取得を目指すのは日商簿記2級の取得です。3級を飛ばしていきなり2級にチャレンジしようと思います笑
2級では商業簿記と工業簿記と呼ばれる二つの科目に分かれており商業簿記は60点、工業簿記は40点分出題されます。合わせて70点を取ると合格となります。
これが目指すゴールですね。では私の現状はと言いますと・・・
完全にゼロに等しいです笑。実はこの記事を書くにあたって簿記2級のサンプル問題を見てみましたが考えるどころか問題文の意味さえわかりませんでした。
戦略
私が受験しようと考えているのは11/21にある試験です。そのため勉強期間としては丸2ヶ月ほどですね。使える勉強時間としては一日約2時間程度と想定しているので試験まではおよそ120時間勉強できることになります。
ちなみに簿記2級の独学での平均勉強時間は250〜450時間と言われています。相当効率よく進めないと難しそうですね、、、
現状を踏まえて私は以下のような戦略を考えました。
1週間目 簿記3級の範囲を詰め込む。一週間の前半を知識のインプットに当て、後半を問題演習として使う
2~3週間目 簿記2級の知識を詰め込む。商業簿記と工業簿記の暗記を交互に繰り返すことで知識の定着を狙う。
4~5週間目 前の三週間で得た知識をもとに簿記二級の問題演習を行う。4週間目はわからない、解けない問題の確認を意識する。5週間目は前の週にできなかった問題を7割程度できることを目標にする。
6~8週間目 実際の過去問演習を行う。ここからはスピードを意識して問題演習を行っていく。ただし、苦手な部分は無理に理解しようとしすぎず取れる問題を見極めていく作業を並行して行う。
勉強を進めていくうちにこの戦略は変化していくかもしれませんが、大枠はこのようなイメージで進めていこうと思います。
まとめ
今回は簿記試験について紹介しました。
ただの紹介記事で終わることなく、実際に私が挑戦していく様をこれからお届けしていくので応援よろしくお願いします!
では、一緒に頑張っていきましょう!
簿記に関する記事はこちらにまとめてあります!
おすすめ記事
【転学部】転学した大学生が教える対策法〜後悔したままでは終わらない!〜
こちらの記事もおすすめです
コメント